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2014年11月8日土曜日

11月6日(木) だれかの姿勢を再現する

とあるプロジェクトのミーティング。
先輩と2人で床にぺたっと座りながらの話し合い。
私はあぐらをかいていた。

ミーティングのログをとろうと、脚にPCをのせてキーボードをかたかたと鳴らす。

あれ?なんかこの感じ、陽理っぽい。
(※陽理…身体班のメンバー)

この自分の姿勢に、陽理を感じた。

陽理といえば、研究会中いつもあぐらをかいた脚の上にPCを置いていて、タイピングするときはひじが体側の後ろ寄りにあり、手首がPCの上で固定されて指だけが動いている。



写真は机に座っているときのものであるため、少し姿勢が違うけれど、手首が固定されている状態は分かっていただけるのではないだろうか。


でも、私はこのとき、特に手首やひじには意識がなく、陽理っぽさの具体的な要素は考えず、「なんとなく陽理っぽい」としか感じていなかった。

そのなんとなくの陽理っぽさを感じて、思わず先輩に「これ陽理っぽくないですか?!」と聞いてみたら、「ほんとだ!」と。しかも、「手首の位置とかそっくりだね!」と言われたのだ。

そういわれてはじめて気づいた。
陽理がキーボードをたたく「手首の形」が特殊だったわけではなく、この姿勢だと、そういう手の形・ひじの位置にならざるを得ないのだ。
だって、私は手首は意識していなかったのだから。

そして今日も、スケッチしてみた。


陽理のまねをした自分の姿勢を描いていて気付いたのは、
実は思っていたほど前傾姿勢じゃなかったこと。

自分の感覚では、「前傾した状態」だと思っていたけれど、実際自分の背中を見てみると、そんなに前傾していない。
しかし、ひじは後ろにあった。
なるほど、ひじが後ろにあることが、胴体が前傾している、というふうに感じさせたんだな。

スケッチをしていると、身体をしっかりとモノとして見ることができる。
これは今まで研究会で様々な課題をやってきた中ですでに分かっていたことだったけれど、自分の身体に向き合うには絶好のツールなんだ。




今日はたまたま、陽理の身体を再現できたけれど、こうやって、誰かの見た目をまねをすることで、今まで意識したことのない身体の使い方に出会えるかもしれない。

次はだれのまねをしようかな…?


2014.11.6 Koseki

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