ページ

2014年11月3日月曜日

体の末端と中心



秋冬に半袖タンクトップ大好きな山崎です。短い文章ですが、忘れないうちに記します。

先日、ジムでデッドリフトを行っているときのことだ。デッドリフトは広背筋や僧帽筋、背柱起立筋など背筋全般を鍛えるトレーニング法である。

このトレーニングを行うときに、悩んでいたことが、腕や手にウエイトを感じてしまい、背筋に直接ウエイトを効かす感覚が得れないことだ。しかし、ここ最近は段々その解決法が見えてきた。

それは「小指と薬指の意識」である。
ウエイトのバーを持つときに、意識が当たりがちなのは中指と人差し指、と親指である。これらを意識した握り方は、主に肩より下の筋肉を使う。試しにやってみてほしい。親指と人差し指、中指(以下、第1~第3指と呼ぶ)に集中して拳を握ると、腕や肩に集中的に力が入る。私は今までこの握り方でウエイトを持ち上げていた。

しかし、実はこれが先ほどの記述した「体の中心にウエイトが効いている感じがしない」原因の一つとなっていた。第一指~第三指を意識した握り方は、前かがみな姿勢になりやすい。この姿勢のままだと、ウエイトを腕で持ち上げてしまう感覚になってしまう。そこで握り方を変えてみた。薬指と小指(以下、第四~五指と呼ぶ)に集中してみる。これも試してほしいのだが、第四~五指を意識した握り方は、広背筋にも力が入り、胸が張る。(この感覚だ!)とはっとした。できるだけ体の中心の大きな筋肉を使い、重りと体の中心を近づける意識で持ち上げてみる。ドンピシャであった。明らかに背筋の大きな筋肉にウエイトを感じる。また、腕から肩にかけてはあまりウエイトをかんじない。むしろ力を入れてないのに、より強くバーを握れている感覚であった。第4~第5指と背筋は連動していることは知識としてはあったが、実感を得た瞬間であった。

末端の細かな動きは体の中心の大きな筋肉と連動する。他にもなにか発見があるはずだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿