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2014年10月23日木曜日

ケガ中の模索・・・⑤

 4日ほど前にウォーミングアップ中で四肢をぶらぶらさせながらジョグをしていたとき、左首の付け根あたりを「ピキッ」っと痛めた。その直後から寝違えたような痛みがつづき、その日は首の可動範囲がとてもせばまった。左も向けない右も向けない下も向けない上も向けない、左右に倒すこともできない・・・といった首のうごきがほぼ封じられた。無理矢理動かすと、首の付け根から、左肩甲骨のあたりの筋肉までがズキっと痛むのだ。 その日は走ってもその影響で上半身に無駄な力がかなり入ってしまった。イメージが悪くなると思ったので、あまり走らずにその日の練習は終えた。家にかえり、自分で肉単をみながら「これはどこを痛めてるのだろう」と痛めた部位などを触りながら考えたところ、どうやら「菱形筋」であることがわかった。『菱形筋とは、僧帽筋より深部にある、脊椎から起こり、左右の肩甲骨に停止する一対の筋である。肩甲骨を後ろに引く作用がある。by Wikipedia』 なぜわかったかというと、痛みの走り方が首の付け根から肩甲骨にかけてだったからだ。菱形筋とその周辺の筋をいろいろいじってみると、少しだけ楽になった気がした。その日はねた。
 しかし、次の日になっても痛みはおさまらない。むしろ、寝起きはとても痛い。
月曜になっても火曜になっても痛かった。ようり氏の気をもってしても楽になることはなかったのだ。 水曜日になり、部活の学生トレーナーにやっとみてもらえた。マッサージをしてもらったところ、かなり楽になった。菱形筋がゆるんでいくのがわかった。しかし、これを書いている木曜日もまだ少し痛い。少しずつ張りをぬいていく必要があるなと思った。
 今回の一連の「菱形筋事件」で学んだことは、「菱形筋は重要」ということである。菱形筋が痛いだけで、首の動きがほとんど封じられ、それにより走りなどの全身運動は思うようにいかなくなる。どうしても力んでしまう。さらに、日常生活にもいろいろな場面で不自由になる。菱形筋という名前を知っているひとは少ないと思うし、だからこそ変数として意識にのぼることも少ないと思われる。表面の僧帽筋ではなく、その深部であることも意識されにくい原因か。いままで「肩甲骨まわりの筋」としか表現できなかったであろう菱形筋は、これから必ず重要変数として自分の中で扱われる気がする。
 そんな体験談でした。今回は以上。書き終わって気付いたら、今回のは模索ではないな。。

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