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2014年10月26日日曜日

脱力しつづける

1024日(金)


また、ちゃんと書こう、ちゃんと書きたい、という気持ちばかりが先走って、最近ここにアップできずに日記がたまっていた。

深爪の話でもいいんだってば。
そう言い聞かせながら、今日も書く。


今日は、お風呂に入っていたときに気づいたことのお話。

力を抜くと、湯船の底のほうに置いていた自分の手が、ふ~っと水面に浮く。

この感覚が面白くて、小さい頃何度もやって遊んでいた。

今日も、惰性でそんなことをしていた。


水面に上がってきた手を見つめながら、自分の手ではないような感覚を楽しんでいると、なんだか急に、この手をずっと浮かせた状態にしてみたいな、という欲望が生まれた。

「ふわ~」と心のなかでつぶやきながら、手を浮かせたままにしようと頑張ってみる。
浮いてはいるけど、なんとなく腕に力が入っているような感覚。
自然に浮かせたくて、力を抜こうと意識しても、力が入っているような感覚になる。


もしかして…。


連続的に力を抜いた状態でいることって不可能なのかな。

踊るとき、力抜いて~!と言われることがあるけれど、ほんとに力抜くことができているのだろうか。


もうかれこれ一年以上前のことになるけれど、ミュージカルの稽古で歌の練習をしていたとき、「君はのどに力を入れてしまう癖があるから、歌う直前に、こぶしにぎゅっとちからを入れて、2秒間そのままキープして、一気に脱力する、というのをやったほうがいいよ」と言われたことがある。

過緊張というものらしい。

そういえば、先日の身体班のミーティングで「力を抜く」という話題になったとき、ようりがこんなことを言っていた。

過緊張させたとき、こぶしの力を一気に抜くと同時に、しゃがんだほうがいいよ。

なるほど。実際にやってみると、立ち上がったときに、脱力感がより強く感じられた。
きっと、しゃがまずに力を緩めるだけだと、力が抜けるのは上半身だけで、腰から下の脱力にはつながっていなかったのだろう。


脱力かあ。
前にもこのキーワードが意識にのぼってきたことがあったけれど、なんとなく、いつも以上に、この子が自分の踊りの救世主になってくれるような気がする。
また何かあったときにすぐにここにつなげられるように、この子はあっためておこう。


Koseki


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