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2014年10月26日日曜日

ケガ中の模索・・・⑥


4日ほど前の水曜日に、久しぶりに(肉離れ以来初)、200mと300mという距離をある程度スピードを出して走ってみた。冷たく強い雨が降る中であった。200mはカーブでのスタートとなる。最初の50mくらいをぐいぐい加速していったら、少し左ハムストリングス(肉離れした箇所)がぴくっと動きかけた感じがしたので、そこで加速をやめた。そのスピードで200mを走りきった。左に曲がるカーブを走ると左ハムにくるのだ。そんな考えてみれば当たり前のことに気付いた。さらにそれが加速区間だともっと左ハムにくる。200は今はやってはいけない距離だなと思った。
しかしそのあと、もう少し走っておきたいと思ったので300mを一本走った。300mは直線・カーブ・直線という形で100m区間ずつ走ることになるため、最初の加速区間は直線である。なので、200mのときより少し速いスピードで走ってみた。すると、気持ちよく300を走ることができた。
 
しかし、問題は次の日であった。300mというメニューを久しぶりにやれば、やはり筋肉痛はくる。それは想定できたことだが、まさか肉離れの箇所があそこまでイヤな感じの痛みがあるとは思わなかった。肉離れの箇所はほかの部位と違った痛みがあった。奥の方が筋張っていて、その状態で同じように走るとぶちっといってしまいそうな怖さである。「ケガがいい方向にむかっていたのにまた悪化したのか。。」と落胆しかけたが、学生トレーナーにみてもらったところ、そういうことでもないらしい。しかし、一日走ると次の日は走れないということになり、完治するまではやはり思い通りの練習の2割程度しかできない。いつになったら完治するのかが待ち遠しいばかりだ。その日は実は、ウォーミングアップをしっかりしたら以外と、まあまあなスピードでは走ることはできた。しかし無理はせずに終えた。
 その次の日はオフであったが、さらに痛みは増した。びっくりした。今度こそ悪化してしまったのか。。と落胆した。歩くだけで、左ハムを少しでも使うと痛いという状況だった。とにかく休みに休んだ。すると、翌日はなんと痛みがかなり引いていたのである。左ハムの状態は水曜日の状態に近かった。この事実を経験してはじめて安心できた。こうやって治していってよいのだと。悪化はしていないということを知った。
 
 ケガの箇所の状態は良くても、全身が淡い筋肉痛だった。ケガをする前は、試合の週をのぞいて常に全身が淡い筋肉痛だったため、気にすることはなかった。が、今回は違った。ケガ中につくりあげてきた走りのフォームが全然思い通りにいかないのである。驚いた。ケガ中に、毎日のようにストレッチをして身体がやわらかくなってきていたところに筋肉痛でかたくなっていて思ったより可動域がせばまっている状況というギャップも、驚いた原因だろう。以前はこれが常だったため、驚くこともフラストレーションを感じることもなかった。しかし、本当に今回は違ったのだった。
冬季は毎日過酷な練習を積む中で、必ず筋肉痛の中でやることになる。毎日の身体のケアをもっとしようと誓った。2週間に1回くらいのペースで温泉にいくのもいいなとも考えている。その前に2週間後に試合があるが、正直出られないと思う。残念だ。

ちなみに、上記の「ストレッチ」に関してだが、ひとつ今週気付いたことがある。お湯につかっているときは、ただつかるのではなく、全身の力を意識して抜いて、つかることが重要だと思い実践しはじめた。この部分は前回や前々回の身体班の語り合いで得られた発想だと自負している。
以上。
 

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